土浦八坂神社宮神輿
土浦八坂神社の宮神輿は、三百貫神輿で昭和八年当時鉄道大臣だった故原修次郎氏より奉納されたものです。
奉納された年は、八坂神社六百年祭に当たり盛大な祭礼の中で担がれた様ですが、あまりの重さに投げ出してしまい、それ以降は専用台車に乗せて渡御していました。
昭和五十二年「礎會」が結成され、四十五年ぶりに担がれた宮神輿は、再びその勇壮な姿を見せて立派に復活いたしました。
土浦八坂神社御神輿・諸元資料
重さ
御神輿本体 480kg 担ぎ棒 300kg 合計 780kg
長さ
御神輿本体 高さ 2m55cm 横 1m13cm 屋根周り 2m20cm
担ぎ棒 親棒 7m25cm 脇棒 6m トンボ 3m
制作年
昭和8年7月
制作人
土浦市田町(城北町) 川上一郎
寄贈者
原 脩次郎(1872~1934)
昭和6年4月~12月
第二次若槻内閣で拓務大臣・鉄道大臣を歴任。
茨城県初の大臣
修理
昭和52年 7月 大修理 浅草・(株)宮本卯之助商店
昭和56年11月 小修理 浅草・(株)宮本卯之助商店